日本にある北米企業がERPやCRMシステムを導入する場合、通常は本社からの主導となります。システムの選定から導入まで、本社のIT部門がプロジェクトに深く関与します。本社でITプロジェクトに取り組んだパートナーが、時折、プロジェクトのサポートや調整のために現地オフィスに招かれることもあります。
日本において、アメリカ、ヨーロッパの企業は、財務の統合、コンプライアンス、在庫管理コンサルティングに追加の支援が必要です。会計のチャート・オブ・アカウント（COA）とローカライゼーション構造、アイテムマスター、次元、在庫の評価、アイテムコストの負担の統合、セキュリティ、内部統制など、標準化された機能を確立することは、企業の要件を満たすために極めて重要です。
シスアミック株式会社のアプローチと実装方法
1. ビジネス要件の文書化
海外に本社を置く、日本の支社がDynamics 365 Business Central/Navisionを採用することを決定し、既に企業用のテンプレートを準備していますが、そのテンプレートにはローカルなワークフロー、財務構造、および方法論を適用する必要があります。
2. 海外本社の承認
日本の子会社に関して、本社は強く、標準ERPソフトウェアとしてDynamics ERP – Navision（NAV）またはBusiness Centralを推奨しています。
3. 日本におけるアフェリエイトによる次のアクションプラン
日本の関連会社やITコンサルティング会社、またはSysamicのようなパートナー企業は、システムの選定と導入を進めるための次の行動計画を立てます。.
4.日本法人がDynamics 365 Business Central/Navisionの導入を決定し、すでにコーポレートテンプレートを用意しているケース
この状況では、海外本社が既にグローバル使用のための企業テンプレート（データベース）を作成しています。海外本社のITチームは、日本のビジネス慣行や税制の要件を十分に理解することができないため、海外本社で構築されたシステムテンプレートを、修正なしに日本のビジネス環境に適応させることは不可能です。地域のニーズを満たすためには、テンプレートを翻訳する必要があり、また、集計請求書、定款銀行、約束手形、消費税、流通管理、および対応するレポート出力などの特化機能を開発する必要があります。プロジェクトを開始するためには、まず本社で作成された企業テンプレートを十分に理解する必要があります。これには、海外本社のITスタッフ、開発を支援したMicrosoft Dynamicsパートナー、そしてグローバルプロジェクト支援を担当する日本国内のMicrosoft Dynamicsパートナーであるシスアミック㈱との「ナレッジトランスファー」セッションが必要です。次に、シスアミック㈱はテンプレートを評価した後、日本の規制に従ってシステムを構築します。
日本子会社に対して、海外本社は標準ERPソフトウェアとしてDynamics ERP – Navision（NAV）またはBusiness Centralの使用を強く推奨しています。
まず、会社の要件を徹底的に理解することが重要です。企業の要求が確認された後、地域のシステム開発はグローバルな原則に従って行われるべきです。企業の要件が存在しない場合や十分に明確でない場合は、問題を解決するために本社のIT部門と協力する必要があるかもしれません。
前のアプローチと比較して、この方法では、本社の基本的な要件が満たされていれば、現地オフィスのニーズに基づいたより柔軟でユーザーフレンドリーなシステムを設計することができます。それにもかかわらず、適切なプロジェクトの状況報告を本社に送ることにより、本社と現地の日本組織との間の強いコミュニケーションを維持することが重要です。システムの選択と実装においては、日本の関連会社（この場合はシスアミック㈱）が主導権を持ちます。
日本の関連会社は、システムの選択と実装を進めています。
このパターンは、実行の柔軟性が最も高いものです。一方、日本の会社はまず、ERPシステムと経験豊富なMicrosoft ERP実装パートナーを選定する必要があります。以下に挙げるように、現在考慮すべきさまざまな点があります：
- グローバルに認知されており信頼性の高いERPソリューションを選択することが必要です。この場合、Dynamics 365 Business Central/Navision、CEGID、またはその他のシステムが該当します。
- 複数言語および複数通貨での取引をサポートし、国際財務報告基準（IFRS）に準拠するERPソリューションを選択すること。Business Central/Navisionを含むすべてのMicrosoft ERPはこれらの基準を満たし、完全に準拠しています。
- 現地パートナーにバイリンガルのコンサルタントがいることで、海外本社との必要な連絡レベルが維持されます。20年以上の経験を持つ日本のITコンサルティングパートナーであるシスアミック㈱は、この方法でのチャンピオンです。
多くの北米およびヨーロッパの企業が日本でBusiness Central/Navisionの展開と同時にITインフラストラクチャと関連するサポートの構築を要求しています。そのため、海外本社とITインフラストラクチャの仕様を検証することは重要なステップです。同時に、日本国内支社と海外本社の間で効果的なコミュニケーションを確立し維持することが、各戦略での成功したシステム導入に重要です。この分野で20年間を費やしたシスアミック㈱ほど、より理解している会社はありません！
シスアミック㈱について:
シスアミック㈱は、テクノロジー、デザイン、およびビジネス変革に焦点を当てたモダンなビジネスコンサルティング企業です。日本では、市場への参入支援や成長の加速を20年以上にわたって提供しています。当社の主要サービスには、eコマースコンサルティングと開発、ビジネスソリューションコンサルティング、ITコンサルティング、CEGID Y2 Retail、Microsoft Dynamics 365 Business CentralおよびNavision（NAV）ERPの分析と実装、およびインフラサポートが含まれています。
シスアミック㈱では、私たちの最大の資産である従業員を大切にしています！今すぐ私たちのDynamics 365チームに参加しましょう！